コロナで外出もままならない毎日。
家で、プログラミングの勉強するのはいかがでしょうか?
【↑イメージ図(*^^*)】
主婦なのに、プログラミング?
プログラミングと言うと、男性、しかもちょっと理系オタクを想像されるかもしれません。
(スミマセン、世間一般のイメージです)
でも最近、よく「プログラミング」について耳にしますよね。
小学校〜高校まで、プログラミングが必修化されたということもあるし、
男女問わず、最低限知っておくべきスキルになりました。
プログラミングはもう「男の人の仕事」ではなくなってきたようです。
私も実際に取り組んでみたのでわかりますが、
勉強してみれば、誰だって少しずつ上達します。
そもそも、パソコンは基本的に重労働ではないし
力の弱い女性には向いているのかもしれません。
システムを構築したり、デザインや配置を考えることは、
実は女性のほうが長けているんじゃないかな、と思うほどです。
それは言い過ぎだとしても、人類の半分は女性です。
女性向けの、女性好みのWebサイトを、理系オタク男子(大変失礼!)が完璧に理解できるでしょうか?
「なんか、難しそう」
「パソコン関係は、男の仕事」
とか言い訳はやめにしませんか。
現状打破するのは、簡単ではないけれど
『まず、やってみる』のも一つの手です。
パソコンがなければ、買ってみてください。
パソコンの費用以上を稼げば、絶対何も言われませんよ!
それ以上を稼ぐんだ、と決めれば、あとはやるだけです。
ちなみに、プログラミングはそんなに高スペックなパソコンがいるわけではないです。
特に、初心者のうちは、大丈夫。
家に何かあれば、それでOK。
重たい作業をする段階になってから、パソコン購入を考えてもいいと思います。
もし購入するとなっても、
例えばApple製品だと、月々数千円で、分割購入できたりします。
今や日本を代表をするレンタルサーバー、ロリポップ!
社長の家入さんなんて
おうちが貧乏だったこともあって、中古PCでも、当時
『父親のトラックの次に高価な買い物』だったそうです。
↓参考書籍
今は、ほんとにPCの値段が下がりましたね。
Web制作など、フロントエンドのお仕事だと
半年くらい勉強すれば、クラウドテックなどで、初心者でも数万円の受注が入ります。
きれいなサロン、音楽教室、お花屋さん・・・そういったサイトは
女性ならではのセンスで構築したら、喜ばれるんじゃないでしょうか。
以下、私が感じる、女性がプログラミングすべき理由を3つ、挙げてみますね。
理由その1 自宅でできる
会社員の副業が解禁になり、またコロナの影響もあって
ますますリモートワークに注目が集まってきている今日このごろ。
言うまでもなく、女性の人生は男性と違い、変化の連続です。
社会に出るまで、男女平等と教えられて、それを信じて生きてきたけど
いざ世に出てみると、「こんなはずじゃなかった」の連続ですよね。
少なくとも、私はそう感じます。
特に、「子供」は育てるだけで苦労の連続です。
自分のスキルを上げることだけに一生懸命だった頃とは、生活が一変しますよね。
あまりクドクド言いたくはないけど、
結婚しても名字を変えなければならないのは、女性。
赤ちゃんがいれば、責任を持って育てるのは、女性。
転勤があれば、仕事辞めるのは、女性。。
100%とは言わないけれど、ほとんどの家庭がいまだにそんな感じじゃないでしょうか。
まだまだ男女平等からは、程遠いのが現状です。
我が家もまた、そんな一般的な家庭の一つです。
どんなにすごい女性でも、子供を産むと、一定期間仕事を中断しないといけません。
子供はしょっちゅう病気になるし、次の子を妊娠したり、寝不足で生活も乱れがちになったり・・・
すぐに復帰しても、預けた我が子が気になります。
理想は、子供が小さい頃はずっと一緒にいてあげたい。
そして、自分の決めたタイミングで、社会復帰。
でも以前と全く同じ環境に戻るのは、ほぼ無理ですよね。
私は子供を産んだ直後も、ピアノの先生をしていました。
自宅で仕事ができるので、子供のお世話をしながらできそうですよね?
でも、実際は・・・
とても仕事なんてできる状態ではありませんでした。
外に働きに出るお母さんと同じように、
実家の母や保育所に子供を預け、
完全に離れた状態でやっと仕事ができました。
『自宅サロン』的なお仕事、実際はものすごく大変だと思います。
それに比べて、プログラミングのようなパソコンを使う仕事は
・リモートで受注できる
・スキルさえあれば、認められる
・時間を自由に組める
そういった点で、『自宅サロン』とは微妙に違います。
特に、『時間』について、拘束されることなく
自分の意思で調整できるところが、一番の利点です。
理由その2 女性脳はプログラミングに向いている

そうは言っても、女性でプログラミングをしている人は少なそうですよね。
実際の割合はどうなっているのでしょうか?
総務省が行っている、労働力調査を見ると
情報通信業の男女比は166:64となっています。(2020年6月)
(注:労働力調査は,我が国の就業・不就業の状況を把握するため,一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約4万世帯の方々を対象に,毎月調査しています。)
情報通信業が全て、プログラミングというわけではないですが
女性が少ないことに間違いないと思います。
また、「夫のトリセツ」著者の黒川伊保子さんをご存知のかたも多いと思いますが
この方は、心理学者などではなく『AI(人工知能)開発』の研究者なんですよね。
黒川さんがおっしゃるには、そもそもAI開発事業に男性技術者が多いため、
AI自身も『男性脳』にかたよってしまうことがあるそうです。
このままでは、世界がIT化していっても
男女平等からは程遠い世の中になってしまいますね。
少し古い情報ですが、
Stack Overflowの2015年開発者調査の回答者の92.1%が男性であると特定されました。
女性として識別されたのはわずか5.8%。
(残りの回答者は「その他」を選択するか、回答を拒否。)
(参照サイト:SPLINTER)
現状は変えられません。
ただ、女性にとって良いニュースもあります。
2019年リクルートキャリア広報部によると、
35歳以上の女性エンジニアの転職決定者の伸び率が、
2009年を1とすると、
2019年には約9.5倍にもなっている
ということがわかります。
(参照サイト:リクルート)
いったん離職して、子育てが一段落した時、
プログラミングの知識があると、転職しやすいことがわかりますよね。
パソコン一台で、お子さんが小さなうちにコツコツと勉強しておけば、
セカンドキャリアを始めるのに有利になります。
また、女性の能力自体についてですが、
そもそも、長時間コツコツと積み上げることが得意な女性って多いと思います。
これは感覚的なことで、簡単に結論づけられる話ではありませんが、
細かい部分に気づく能力や、淡々と編み物を続けることができる、などの性質は、
きっとプログラミングに向いているのでは、と思うわけです。
世界初の『バグ』を見つけた女性のプログラマー!
以前に、『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』という本を読みましたが、
この中のグレース・ホッパーという女性が、実は
『プログラミングの土台を作った』みたいなすごい人でした。
今、英語でプログラミングできるのは
この方が、当時機械しかわからなかった言語を英語に置き換え、
それが現在でも使われているということです。
題名のとおり、『めっちゃすごい女性』ですよね。
ちなみに、この方が世界初の『バグ』を見つけた人で、
バグは本物の『虫』だったそうです。笑
理由その3 精神的にも経済的にも自立した人生を

これを読んでくださっている方が、どんな立場なのかはわかりませんが
おそらく、プログラミングに興味がある主婦ではないでしょうか?
子育て休職期間にスキルアップに励む方もいらっしゃいますよね。
その時、何を選ぶのか、考えてみましょう。
英語?
医療事務?
何かの資格取得??
それでは、『需要』を考えてみましょう。
再就職の際、例えば『英語』を使った仕事となると・・・
子供向け英会話教室の先生や、通訳、翻訳などがありますね。
例えば、子供向け英会話教室の先生(だいたい、英検準1級くらいでOK)になったとすると
ほとんどが夕方から夜にかけての仕事になります。
夜間保育を利用しないといけないし・・・
家事の中で一番忙しい時間帯に、仕事しないといけない・・・
モヤモヤモヤ・・・
まあこんな感じで、自分の子供を預けてまで仕事をするのを
躊躇してしまうかもしれません。
女性の一生は、ライフステージがコロコロ変わります。
また、『男性は共感能力が低い』とはよく言われますが、
子育て期や駐在期間に、家族のために専業主婦になったとしても
だんだんパワーバランスが変化することがあります。
悲しいことですが
経済的に強い方が、態度もでかくなってしまうことがあります。
『私は絶対、そんな人と結婚しない』
という自信があったとしても、(最初はそんな人じゃなくても)
立場で変化してしまう可能性があるんです。
そんな時、経済力やスキルさえあれば
そう言って、悪い関係をさっさと断ち切れる強さを持てます。w
経済的な理由で自由になれない女性、本当に多いはずです。
たとえ離婚などではなくても、力をつけておけば、
旦那さんに万が一のことがあった時でも
助けてあげることができます。
それに、「報酬をいただく」ということで、
社会的に認められ、精神的により自立した女性になれるという側面もあります。
始めてみませんか?プログラミング
最近では、女性や中高年向けのプログラミング教室もあるようですね。
通信教育だから、空き時間にできて良さそう・・・
女性向けプログラミングスクール
【GEEK GIRL LABO】
でも、最初のうちは無料サイトやYou Tubeなどで独学してみてからでもいいかもしれません。
何事も、続けようと思うとつらくなる時があります。
そんな時、2年、3年後を想像してみてください。
もしかしたら、今頑張ったおかげで、自由に好きな場所で働いているかもしれませんよね。
まとめ
いかがでしたか?
『主婦だから』という理由で一歩を踏み出せない人がいたら、
思い切って飛び込んでみてください。
できない理由を考えず、
残りの人生で一番若い今、挑戦してみましょう。
大事なのは、やる気、つまり『ガッツ』です。(*^^*)
やっぱりある程度は、時間がかかるしすぐには成果が出ません。
継続が難しければ、オンラインでもいいので先生に習ったり
ネット上のコミュニティを利用して、励まし合ったりするのも手です。
