引越し

【初めてでも大丈夫】日通の海外引越し:バンコク渡航準備リスト付

海外引越し

バンコクへの引越しは2回目となり、
さすがに1回目よりは手順がわかってきました。

とはいえ、2回目があるなんてこれっぽっちも思っていなかったので
1回目の失敗を繰り返してしまった反省もあります。

私の経験が色あせないうちに、引越しがどんなものだったのか記しておきます。

それから、夫の会社では日通で引越しすることに決まっており、
1回目、2回目ともに日通でしたが、業者を自分で選んだわけではありません。

ただ、結果としては日通での海外引越しにとても満足しています。☺️

準備期間

会社によって規定が違うと思いますが、
夫の場合は3ヶ月半前くらいに内示が出ました。

もちろん、家族会議から始まります。

子供も大きいし、行くとなると家族全員に負担がかかります。

結局家族全員で行くことに決まりましたが、
ここに至るまでに、ものすごい葛藤がありました。

実際の準備

前回の引越し前、ワンオペ育児に直前までの仕事、もちろん引越し準備に追われ
体調を崩しました。

私は数年前からライフログを取る習慣がついており、
スマホで毎日の睡眠時間、勉強時間、家事時間などなど記録しています。

もちろん、自分のための準備も含まれますが
引越しに関わる全ての作業時間を合計すると、今回、
300時間』を軽く超えました。ほんとです。

買い出し、子供の学校のリサーチ、色々な手続き・・・。

国内の引越しとはわけが違います。

ただ、一応、日通の海外引越しをレポートするつもりで書いているので言っておきますが
実際の梱包作業は全て日通がやってくれるので、
例えば食器を一枚ずつ緩衝材に包む、みたいなことはやっていません

この点では、時間的に非常に助かりました。

搬出に際して私がすべきことは

①捨てるもの

②譲るもの

実家に保管するもの

トランクルームに保管するもの

航空便で送るもの

船便で送るもの

に分けるだけです。

『だけ』っつっても、一つ一つ考え、選別し、洗ったり拭いたり移動させたり、
誰かに連絡したり、ゴミ袋何十個も捨てたり、、、

余裕がある人は、メルカリで売ったりすることもあるでしょう。

逆に、自分で梱包までする人、尊敬します。

全てをやってくれた日通さん、ほんとにありがとう・・・。

ちなみに、大量にある本は売った方がいいと思います。

数年間倉庫に入れて、帰国してからももう一度読むものは、限られます。

学術書や楽譜など、捨てられないものもあるかもしれませんが、
とても大切な本は持参するでしょうし、
子供の成長は早く、1年単位で興味も変わってしまいます

私は、何冊だったか忘れましたが段ボール1箱売って
1万円以上になりました。
ブックオフはお手軽なので、おすすめです。
本の片付けは直前じゃなくてもできるので、早めに手をつけた方がいいです。

直前になるほど忙しくなるので!!(経験者は語る)

その他、処分できるものを早めにやっつけておきましょう。

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下見

細かい日程調整は、自分たちで連絡を取り合って決めていきました。

1ヶ月以上前に、担当の人が家に来て、船便のだいたいの量を見積もってくれました。

タイはだいたい、家具付きの家が多いので
ベッドやダイニングテーブル、ソファなどは全てトランクルームに入れて国内保管。

そのほかの生活に必要な全ての物を持っていきます。

今回は子供たちが割と大きいため、前回より荷物が多くなっていたので
ちょっと心配でした。

特にかさばったのは、勉強机椅子。子供の人数分。

我が家の場合、ダイニングテーブルだと何かと散らかってしまい💦勉強に支障が出ます。

これは必須アイテムでした。

それから、洋服や書籍、台所用品などもざっくり説明しました。

前回は持って来なかったキャンプ用品や、犬関係のグッズ楽器もいくつか。

無理かなと思っていたのですが、
担当者さんの話では、

担当者
担当者
船便、まだまだ余裕ですよ

とのことでした。

これで、ちょっと勘違いして後で大変なことになっちゃうんです。。

はい。結果を先に言っちゃうと、
最終的に持っていけない物がいくつか発生して、正直がっかりしました。

キャンプ用品、簡易マッサージチェア、スポーツ用品、洗濯用品、キャスト、一部の台所用品などが
容量オーバーになるとのことで、当日泣く泣く諦めることに。😢

見積もりに来た意味、何だったん。

今度引越しがある時は、絶対荷物少なくすると心に誓いました。

・荷物はなるべく少なくする(必要な物を見極める)

・引越しのガイドブックをよく読んで、規定を知っておく

・船便は容積、航空便は重量が大切。
だけど、航空便は容積にも注意しないといけない

搬出当日

搬出日は、2日間に分けて行われました。

船便航空便、それから実家に送るものと、国内のストレージのもの。

業者が来る前までに、わかりやすいようにシールを貼っておきます

全ての物という物に名前をつけ、何番の段ボールに何個、何が入っているのか紙に書かれます。

あるものは、紙の緩衝材に巻かれ、
あるものは、発泡スチロールみたいなものに包まれ、
1階と2階、それぞれに分かれて作業していきます。

それはもう、プロの技です。私語とかしません。

私はただ、たまに

「これ、何ですか?」

みたいな質問に答えるだけです。

一見、何かわからない、ぐるぐる回したら電気がつくおもちゃとか、
夫が置いてったわけのわからない電化製品の名前とか、
何って聞かれても困る系のものが、結構ありました。

私、色んなバッグやコートにリップを入れていて、集めたら大量にあったりしたんですが

「これ、全部持っていきますか?何個あるかなぁ・・・」

とか聞かれたり、(地味に恥ずかしい)

「体温計の中の電池は何電池ですか?」とか・・・(知らんがな)

型番を調べて、何の電池か確認してもらったり。

適当でいいじゃん、ではダメなんですね。

それはそれは、大変な作業です。

どうやら、『普通』の家庭より、持っていくものが多かったようです。

1階にあるものの方が重要で、2階は〝できるだけやってみよう〟な感じになりました。

でも、2階にある子供の勉強机だけは持っていきたい。

割としっかりしたものだったので、全部で6箱分くらい使ったかもしれません。

2日目は、アルバイト的な方がさらに3人くらい増えました。

あ、この家やばい。物が多すぎてこのままじゃ終わらない と思われたんでしょう。

見積もりで言われた感じと、実際の現場で作業する人の感覚がだいぶ違うんじゃないかと感じました。

私だって、そんなギリギリだと思わなかったんですよ。

まあ仕方ありません。

作業員の方達は、特に指示してる人はものすごい焦って頑張っていました。

海外だし、船積みや検疫する日にちが決まっているんでしょう。

今日中に絶対終わらせなければ・・・

殺気立つ雰囲気を感じましたが、私にはにこやかに接していただきました。。。

ほんと、ごめん。

小さな家だし、数年前に帰国してきた時にも『モノ』を一応整理したので
そんなに大変なことになるとは思っていなかったんです。

日が暮れて、最終的には色々諦め、それでも頑張っていただいたので
もういいや、と開き直りました。☺️

梱包が本当に間に合わなくて、国内ストレージのものは一部を倉庫に持って帰られました。

残業はできないことになっているのかな?

私は、全ての物が記載された紙に、一つ一つ確認しながら金額を記入。

後日、国内ストレージのものも全てチェックしました。

そして、最終的に、何とかうまくいきました!(ちょっぴり無理やり感。)

結局持っていく荷物は、80箱以上になってしまいました。

(荷解きが大変なので、良い子はマネしないでね。笑)

航空便は14日、船便は5週間かかり、
一つも欠損などすることなく、当地で荷物を受け取ることができました。

とにかくホッとしました。

(ちなみに、前回の引越しでは欠損品がありましたが
記入していた金額通り、後日振り込まれました。)

バンコクで梱包を解く作業は、タイ人の日通の方々が
設置など必要なものは全部やってくれました。

机の組み立てなど。

日本語の上手な方も一緒に来られるので安心です。

その他は、全部自分で開封し、段ボールの山になりました。

後日、この大量のゴミも回収していただきました。疲れたヨ。笑

ごみ

バンコク渡航準備リスト

日本で是非準備して持って行った方がよいものを、メモしておきます。

✔︎ パソコン

✔︎ FAX,コピー機

✔︎ カートリッジ

✔︎ 変圧器

✔︎ 薬

✔︎ メガネ、コンタクトレンズ

✔︎ 化粧品(日本製のものはたくさん売っていますが、こだわりがある場合)

✔︎ 蛇口取り付け型浄水器(蛇口の形状を調べてから)

✔︎ 空気清浄機(日本製のを変換器使って使用。バンコクは空気悪いので)

✔︎ ゲーム周辺機器

✔︎ Kindle(日本で設定してから来るべし)

✔︎ アルバム(特にお子さんいる場合。急に過去の写真が必要になったりします)

✔︎ アクセサリー(日本と若干センスが違います。人によるけど)

✔︎ 冬服(最低、一通りは必要です)

✔︎ 喪服

✔︎ ミシンや裁縫道具

バンコクは、ほとんど日本と変わらない暮らしができると言われています。

確かにそうですが、やっぱり厳密には違います。

一時帰国で日本に帰った時に、必要な物を買ってくることはありますが

楽器

大型の電子機器

などは、後から送ったり、手荷物で持ってくるのが大変になるので注意です。

逆に、

書籍

洋服、靴

日本食

あたりは、こだわりが無ければ、最低限でOKです。

書籍はAmazonが海外発送対応していますし、
現地にはとても大きな紀伊國屋書店や、日本語の古本屋などもあります。

洋服は、ユニクロが何店舗もあるし、おしゃれさんでなければ、生きていけます。

靴も、デパートで普通にナイキやアディダスいっぱい売ってます。

無印もあるし、タオルの素材も良質なものが売られています。

百円ショップ(60バーツ)もありますよ。

日本食は、難しいところですが
確かに、日本と同じクオリティーを目指すと持っていくしかありません。

でも、だしの素しょうゆお菓子、その他いっぱい
日本製のものを売っています。

お味噌なんかも何種類もあります。

個人的に、持ってくればよかったなぁと思ったのは

・毛糸(あるけど、種類が少ない。スクンビット49沿いにニットカフェがあり、各国の毛糸を売っています。あと、デパート、市場にもあるっちゃある。)

・文房具(普通に日本製のがありますが、オタクなのでこだわりがあります)

・サプリメント(コロナで一時帰国できなくなり、買うタイミングが。。)

Apple製品は、各国の言葉に対応しているので、
バンコクのAppleストアで普通に買って、すぐ使えます。

引越しの〝モノ〟は、実はほとんどお金で買えるものですが
本当に大変なのは〝手続き〟ですよね。

なので余計に、頼めることは頼んで、元気に新生活を始められるようにしましょう!

タイは8月現在、コロナの市中感染者はほとんどいない状態が続いています。

ワクチンの開発や自粛の効果で、日本も早く落ち着くことを祈っています。

タイに赴任予定なのに待機されている方もいらっしゃることと思います。

これから準備される方に、少しでも参考になれば嬉しいです。p(^_^)q