海辺のカフカ

海辺のカフカ 第37章

韓国語

<그림 속에 담긴 과거의 시간>

37章は12ページしかありませんでした^^;ホッ
カフカ君の15歳ならではの切ない恋心あふれる章ですね~

ナカタさんが四国へ向かったことで、カフカ君の捜索を本気で
始めた警察・・・(共謀しているかも、ということで)
大島さんがカフカ君をまた山奥に連れていきます

p.231 통나무집 안은 일주일 전에 내가 떠났을 때 그대로다.
(キャビンの中は、一週間前に僕があとにしたときのままだ。)

私がゆっくり読んでいるせいかもしれませんが、
まだあれから1週間しか経ってないこと(設定)にちょっとびっくり。
たった1週間で、イロイロな経験してますねーカフカ君!

p.232 1812년에 시작된 나폴레옹의 러시아 원정
(1812年のナポレオンのロシア遠征)

残酷な歴史の本を、ハーブ茶を飲み鳥のさえずりを聞きながら読むカフカ君
熟睡する大島さんは、女性に”戻っている”ようにひっそり息をしている
(普段は男性として見ているけれど)

戦争と平和。男と女。

そんな真逆のようなことも本当は同じ・・・?表裏一体?
これがメタファー!?投影!??
このような表現が数多く散りばめられていますね

ちなみにチャイコフスキー作曲「1812年」という曲があります🎵

曲の後半で本物の大砲をぶっ放します(苦笑)
「劇場版のだめカンタービレ前篇」でもこの曲が使われ、
大砲どかーんとやってました(笑)
演奏会場でやるときは、普通は大太鼓ですが・・・

あー
話がそれましたね^^

最後の方はずっと、까마귀 소년(カラス少年)がカフカ君の心情を代わりにしゃべっている形です

太字になったり細字になったり、繰り返したりしながら、、
奥行きのある表現というか、
何層にも重なっている不思議な感覚ですね

これがもしカフカ君自身がしゃべる形だと仮定してみると
(너を나に換えてみると)
重すぎる感じがするかもしれません

内容は切羽詰まってるけど、カラス少年が言うことによって
ちょっと引いた目線で読めるんですよね

けれどなかなか切ない恋心💕!
わかるよ~カフカ君!

p.242
너는 침대에 누워서 불을 끄고 사에키 상이 방에 나타나 주기를 원한다.
현실의 사에키 상이 아니라도 좋다.
열다섯 살 소녀의 모습으로라도 좋다.
생령이든 환영이든, 어떤 형태라도 좋으니까 그녀가 보고 싶다.
네 옆에 있어주기를 원한다.
네 머리는 그런 상념들로 가득 차서 터질 것만 같다.
온몸이 산산조각으로 해체될 것만 같다.

君はベッドに入り、明かりを消し、佐伯さんが部屋の中に現れてくることを望む。
現実の佐伯さんでなくてもいい。
あの15歳の少女の姿でもいい。
とにかくどんなかたちであれ、生き霊であれ幻であれ、
彼女を目にしたいと思う。
君のそばにいてほしいと願う。
君の頭はその想いではちきれそうになる。
身体がばらばらにほどけてしまいそうだ。

今回はそれほど難しい表現がありませんでした
強いて言うなら、p.236 大島さんが食料品について言ってる場面

「それまでには僕はここに戻ってくる」の「それまでには」が
그전에는 と書かれてました
文脈を読むと、確かに「一週間以内には」ということになるので大丈夫ですね

今回、韓国へ行ってきて、リアルな韓国に触れて
ますます好きになりました!韓国!!!

ちょっと停滞気味でしたが、今はすごく燃えてます🔥
これからもマイペースで韓国語、頑張ります^^✨