제27장
15세 때 그녀와 50대 그녀 사이
第27章<15歳の彼女と50代の彼女の間>
カフカ君は真夜中、15歳の少女(サエキさんの幽霊?)に会うため
ずっと眠らず待っていた。
気がつくと前と同じように、机に頬をついている彼女がいる。
★”사에키 상”하고 나는 나도 모르게 소리를 내고 만다.
「佐伯さん」と僕は知らないうちに声に出してしまう。
ここ!ドキドキしますね~!
ついに話しかけてしまうんですよね
소리를 내고 만다. という部分が思わず声が出てしまった感を出しますね
★彼女の姿が消えた後、カフカ君は窓辺へ行って夜空を見上げ、
戻ることのない時間について 思いを馳せます・・・
강에 대해 생각하고, 조수에 대해 생각한다.
숲에 대해 생각하고, 용솟음치는 물에 대해 생각한다.
비에 대해 생각하고, 벼락에 대해 생각한다.
바위에 대해 생각하고, 그림자에 대해 생각한다.
그것들은 모두 내 안에 있다.
川について思い、潮について思う。
森について思い、わき出る水について思う。
雨について思い、雷について思う。
岩について思う。
影について思う。
それらはみんな僕の中にある。
赤字の部分は、原作では上記のように分かれた文章でしたが
韓国語では前の文章に続く感じで하고で続いていました。
原作通り、一文ずつに分けた方がなんか好きだけどなぁ~
とにかく
これらの”自然現象”が”僕の中にある”という
ここはすごく重要ですよね
何でもない、ただ外を眺めただけなのに・・・
ここまで海辺のカフカを読み進めてきた人にとっては
「雷」といえば父親の経験や、佐伯さんの書籍について
「影」といえばナカタさんの薄い影や、少女の黒いシルエット・・・
あ~
今まで散りばめられてきたものがすべて「僕の中」にあるんだ~と。
(´ρ`)
(色んな伏線を見逃してる感じもする・・・また読み返したくなった😅)
★それから、地元の刑事がカフカ君の行方を追って図書館まで来たりしますが
大島さんが機転を利かして(ここにはいないと嘘をついて)逃れる。
大島さんと話をする中で、カフカ君には少し
스스로 억제할 수 없을 때
自分ではおさえがきかなくなる時
があるとか。
それがカフカ君のいわゆる
극복하지 않으면 안 될 과제
“乗り越えるべき課題”
・・・
そう言われると、私なんかカフカ君の倍以上も生きてるのに
課題だらけだし、何なら乗り越えずに踏み倒してきた課題ばかりだわ・・・
色々考えが及びます。
こういうのが小説を読む楽しさ、ですよね?!
★サエキさんにコーヒーを持って行ったカフカ君は、「恋をしている」ことを認めます
“다무라 군은 사랑을 하고 있군”하고 그녀가 말한다.
「あなたは恋をしている」と彼女は言う。
韓国語には「恋」に相当する単語は사랑(愛)になるのですよね~
確かにカフカ君の思いはすでに「愛」に近いほど深いようですが、
日本人にしてみれば「恋」と「愛」の間には
ものすご~く距離がある、異質な好意だと思うのです
「恋」は片思い限定の言葉のような・・・
★サエキさんに子供がいるのかどうかを聞きたいカフカ君は、「どうしても尋ねたいことがある」と切り出します
それに対して、サエキさんは万年筆を机に置き・・・
그녀의 눈에는 어딘지 모르게 무덤덤한 빛이 떠올라 있다.
彼女の目にはどことなく中立的な光が浮かんでいる。
무덤덤하다が「中立的」って意味なんですね~
덤덤하다なら辞書に載っていましたが、무(無?)がついてより平然と、淡々とした感じが出るんでしょうか?
あと、덤덤하다は담담하다と意味も見た目も似ているけど
漢字語の「淡々하다」は「담담하다」の方なんですね~
ややこしや。
★子供の件に対して、サエキさんが言った言葉
다무라 군, 미안하지만 그 문제에 대해서는 예스라고도 노라고도 대답할 수가 없어.
ねえ田村くん、悪いとは思うんだけど、そのことについてはイエスともノオとも言えない。
こんな簡単な文章で一瞬路頭に迷う私😅
yesを「イエス(キリスト)」かと勘違いしたんです・・・
意外と覚えにく・・・くない?
復習しておきましょう^^
yes=예스
イエスキリスト=예수
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
四苦八苦しつつも、この章は割と読みやすかったですね^^
カフカ君の恋、一体これからどうなる!?
では次、nikkaさん、よろしくお願いします~☘️