빛과 그늘 속 <해변의 카프카>
17章の副題(日本語版にはない?)には
<海辺のカフカ>の文字が・・・
この章では佐伯さんが過去に歌手として大ヒットさせた曲名が
<海辺のカフカ>ということを知ることになります
田村カフカ君の”カフカ”は自分で名づけたものだし、
佐伯さんとは勿論面識のなかった時につけたんだから
こんな偶然って”ありえない”ですよね
今後この曲の深い部分でも共通点が多数見つかって・・・
点と点がつながっていくんですよね
でも
私ねー
常々思うんですが
この章の偶然は信じられないような、もちろんフィクションの中での偶然ですけど
現実の世界でもこういう”信じられないような偶然”って結構あるんじゃないかと
なぜこの人に出会ったのか
なぜこの場所にいるのか(行ったのか)
それは”たまたまそうだった”だけじゃなくて”必然的な偶然”だったのかなと
自分に必要だからそうなったのかなと
(良いこと、悪いことすべて)
森の中で感じた、自然への恐怖感や畏敬の念
何か大きな大きなものに動かされているような、
宇宙とのつながりを感じるような、、、
そんなとりとめのない(두서없는? ていうか부질없는?)ことを考えながら
そして色んなつながりを意識しつつ読みました
そうそう。
この話の裏では”ナカタさんとジョニーウォーカー”の事件が・・・
いきなり場面が変わるのは春樹本の特徴ですが
あちらもどうなっちゃうのか気になりつつ・・・
それから、佐伯さんが”地元の音大に通った”とありましたが
四国には音大が一つもないので
短大の音楽科か?もしくは橋を渡って広島のエリザベト音大?
あ、待てよ。当時は橋(瀬戸大橋)なかったし。
でもそもそも小説だから四国に音大があってもいっか、と思ってみたり
あ。前置き長すぎましたね。
でもあともうひとつ・・・
大島さんって実は女なのに(17章時点ではまだ出てきてないけど)
ハダカのカフカ君を見て
”自分も昔ここで住んでた時にハダカになってた”って言ってますよね
見た目などが男っぽくても一応性別は女よね・・・大丈夫?
と、改めて読んでみて思いました
大島さん、不思議な存在です・・・
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
【気になる単語たちコーナー】
★3日目、4日目を表す사흘째, 나흘째という固有語が出てきたので
この際、あまり使われないものも調べてみました
하루(ついたち)
이틀(ふつか)
사흘(みっか)
나흘(よっか)
닷새(いつか)
엿새(むいか)
이레(なのか)
여드레(ようか)
아흐레(ここのか)
열흘(とおか)
赤字部分以外はあまり用いられないとのこと
(でも知ってて損はないよね)
そして時々見る이틀날 사흘날 나흘날などは正書法だと”誤用だそう
正しくは”~目”にあたる”~째”なんだって
★바위(岩)という単語を見て、じゃんけんを思い出した
韓国では「じゃんけんぽん」を「가위바위보!」と言いますよね
가위(はさみ)
바위(岩)
보(布?紙?)
보には”布”と”紙”諸説あるみたいですね
どっちかな~
なんかどっかで”包むから布”って聞いたような・・・夢かな?
★性格を表す表現がいくつか出てきましたね~
짜증이 많다(かんしゃくを起こす(が多い))
호색적이다(好色だ 好き者だ)
질투가 심하다(嫉妬がひどい)
건망증이 있다(忘れっぽい(健忘症だ))
↑こういうの意外とさっと出てこない
아~짜증나!(あーイライラする!)
これが”イラっち”の意味だと많다とかになるんですね
1個ずつ覚えていくしかないんでしょうね~
★이론적으로 못할 일도 아니고 실제로 그렇게 하는 사람도 있지.(p.298)
(理論的にはできなくはないし、実際にそうする人もいる)
↑自然の中で独りぼっちでずっと生活しつづけることに対して大島さんが言った言葉
すっと翻訳できませんでした
訳を見るとわかるけど・・・2重否定ってやつですかね?
語順も日本語と全く同じなのに・・・情けないわ~
こんな感じの文章が他にもいくつかありました・・・
これも慣れが大切でしょう
めげずに読み進めるしかないですね
★연역적(演繹的)
日本語で聞いてもよくわからないわ・・・
カフカ君はきっと読書家だから、大島さんがこういう難しげなことを言っても
理解できるんでしょうけど
演繹=論理学で、前提から論理的に正しい推論を重ねて結論を引き出すこと。数学でいう”証明”のようなこと
演繹的=演繹によって論を進めるさま
だそう・・・
何となくだけどわかった・・・ような・・・
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
今後、甲村図書館のある一室で暮らすことになるカフカ君
どうなるのか?誰と出会うのか??
では次回、nikkaさん(でいいのかな?)よろしくお願いします😆