stand.fmとは
stand.fm(スタンドエフエム)は、誰でも、FMのパーソナリティーのように
自分で『音声配信』できるアプリです。
無料で登録して、スマホで気軽に配信できます。
録音は、
①LIVE配信
②収録してから配信
の二通りがあります。
①LIVE配信
LIVE配信は、本当のラジオのように、
リアルタイムで放送することができます。
ハートを送ってもらったり、『投げ銭』機能で配信者を支援することも可能。
また、リスナーを招待して、共同配信することもできます。(最大5名まで)
②収録してから配信
音声を編集して、じっくり作り上げたい人や、配信時間を調節したい人などは
収録してから配信するのがオススメ。
音声は、切り取ったり、一時停止したり、BGMをつけたりすることができます。
こちらも、遠隔地にいる人と一緒にコラボすることができます。
ダウンロード
iOSの場合は、App Storeから、
(互換性はiOS10.0以降 iPhone、iPad、およびiPod Touch)
Androidの場合は、Google Playからダウンロードできます。
使い方
自分で配信せず、人のチャンネルを聞くだけならすぐ使えます。

左下の家マークが、ホーム画面です。
・ライブ放送
・おすすめチャンネル
・話題のチャンネル
・エンタメ
・スポーツ
・カルチャー
・ライフスタイル、生活
・美容、メイク
・トーク、雑談
・ミュージック
・恋愛
・クリエイティブ、テック
・ビジネス
・おすすめの放送
・#(ハッシュタグ)
・新着放送
上記のようにカテゴリー分けされています。
ハッシュタグについては、毎週ゆるいお題みたいなのが出るので、ネタ切れ防止に便利。
また、検索機能からキーワードで好きな番組を探すこともできます。
「ライブ放送」は、タップするとすぐリアルタイムな音声が聞こえてきます。
PCで使えるの?
現在のところ、配信をする場合はスマホアプリにしか対応していないようです。
ただ、配信を聞くだけなら、PCでも可能です。
配信してみよう
はっきり言って、本当に簡単に配信できます。
手順1 しゃべってみる

真ん中の、赤いボタンを押すと収録が始まります。
途中、ストップすることもでき、切り取りや挿入も簡単。
直感的に操作することができるので、初心者にも使いやすくなっています。
右下の「下書き」機能を使うと、例えば途中まで収録しておいて保存、後から続きの作業をすることができます。
(文字の下書きではありません)
手順2 BGM設定
「先頭へ」をタップすると、始めに戻るので、「再生」を押してチェックしてみましょう。
一通り、収録がうまく行ったことを確認したら、『BGM』をつけてみます。
(もちろん、つけなくてもOK)
右側の『BGM』をタップすると、様々なジャンルの曲が設定できるようになっています。
視聴してみて、気に入った曲を追加してみましょう。
注:この『BGM設定』は、収録をしていない時点ではグレーアウトして選択できない仕組みになっています。
自分で曲を用意して、BGMを流しながら収録した場合、
下書き、撮り直しなどを繰り返すと曲の繋がりが切れてしまいますが、
全てを収録した後にBGMをつけると、きれいに仕上がります。
設定した曲は、最初と最後に大きめの音で配置され、
しゃべっている間は小さな音に自動的に変わります。
本物のラジオみたいですよね!
ちなみに、外部から持ってきた曲はこの設定に使用することはできません。
手順3 公開
右上の『次へ』を押すと、放送内容の設定画面です。
ここで、『タイトル』『カテゴリ』『放送の説明』『#タグ追加』などを記入。
『確認』をタップ。
最終的に確認する画面へ移り、『更新』をタップすると公開されます。
なお、公開設定で
・全体公開
・URL限定公開
の2種類が選べます。
収益化
stand.fmは先日、配信者の収益化を支援するプログラムを開始する、と発表しました。
『stand.fmパートナープログラム(SPP)』というこの収益化方法ですが、
ある程度の基準があり、審査で選ばれます。
詳しい審査基準は明かされていないようですが
フォロワー数1000人が目安、と書かれています。
良質な放送とSNSの人気度合いが関係するようなので、自信のある方は応募してみるといいと思います。
詳しくは、こちらをご覧ください。
ちなみに、自分の投稿の人気度合いは『アナリティクス』機能でチェックすることができます。
再生回数や、いいねの数がすぐにわかります。
投げ銭
ライブ機能を使って配信している時のみ、投げ銭してもらえます。
視聴者は、キャンディー(120円)、ケーキ(2000円)といったアイテムを配信中に投げ入れて
配信者を支援します。
この投げ銭は、ポイント化されて還元されるようです。
※以下3つは、『パートナープログラム』に承認された場合の収益になります。
再生時間に応じて、収益を還元
1時間の再生につき、4〜6円の収益還元という設定になっています。
(リリース時点のキャンペーン単価とのことで、今後変わるかもしれません)
収録の前後に、広告が入るかもしれないとのことです。
コンテンツを売る
自分のコンテンツに値段をつけて販売できるようになります。
noteのような感じですね。
価格も自由に決められるそうです。
(2020年9月現在、準備中)
サポーター機能
月額制で、サポーターに向けて限定コンテンツを配信することができます。
(2020年9月現在、準備中)
インフルエンサーたちが大注目
バンコク在住のブロガー、マナブさんも、stand.fmを始めています。
最初から知名度のある方が参入すると、それだけで盛り上がりますね。
また、イケハヤさんはstand.fmではなくVoicyで、2ヶ月ほど前から音声配信をしているようです。
とにかく、これからの時代は『音声配信』だということを、皆さん強調されてます。
stand.fmのオススメポイント
その1
それぞれの放送の、♡いいね の数とコメントは外部から見える仕組みですが、
フォロワー数や再生回数は、自分しか見えません。
なので、YouTubeのように
フォロワー超少なくて、恥ずかしい・・・
とか気にしなくて済みます。笑
その2
『レター』という機能で、匿名で配信者にリクエストや感想を送ることができます。
匿名なので、ちょっと心配かもしれませんが、
これは一旦、スタッフが目を通して誹謗中傷などが本人に届かないことになっています。
まとめ
今、日本では黎明期と言われる『音声配信』ですが、
車社会のアメリカなどではすでに、かなり浸透してきているらしいです。
このチャンスの波に乗って、stand.fmなら簡単に始めることができそうですね。